びび韓国でコンバースをお土産で買って持って帰ることってできるの？
ろんCT70などのコンバースでも日本に持って帰ってくることはできますよ！
びびでも税関に没収される可能性があるんだよね？
ろんお土産として買って日本に持ち帰るのであれば問題ありません！実際にこれまでも10足はコンバースを日本に持ち帰った経験があります。
この記事では、韓国旅行でコンバースを購入して、日本に持ち帰ることができる理由について解説します。
もちろん裏技など違法行為ではなく、しっかりと法律の範囲内で持ち帰ることができるのです。
まずは、旅行で購入したコンバースを日本へ持ち込むことと、海外通販で購入して日本へ個人輸入することは別であるということを理解しておきましょう。ちなみに前者は持ち込み可能。後者は没収の対象となります。
海外で買ったコンバースが税関で没収されたという事実について
びび税関で没収されたっていう情報をみたんだけど…
ろんそれは、海外通販で個人輸入した人が税関で没収されたという話で、旅行から帰ってきた際の話ではないと思いますよ。
海外でコンバースを買うと税関で没収されるといったポストや記事があります。
これは、海外通販で買ったコンバースが、日本国内に郵送で輸入された際の税関で没収されたという話です。旅行の帰国時に税関で没収されたという話と勘違いして伝わっているのではないかと思います。
X（Twitter）で調べると税関でコンバースが没収されたというポストが見られるかと思いますが、どれも海外サイトから購入して個人輸入した人の話であることがわかると思います。
まず、コンバースが日本へ持ち込めないと言った話をややこしくしているのは、コンバースジャパンが発表した以下の声明文です。
知財高裁平成22年4月27日判決によって確定しておりますとおり、日本国内の商標権者による許諾を得ていない、海外のCONVERSE商品の輸入につきましては、日本国内の商標権を侵害するものとなります。また、令和3年5月に商標法及び意匠法が改正されたことを受け、令和4年3月に関税法が改正され、海外の事業者が郵送等により日本国内に持ち込む商標権又は意匠権を侵害するものは個人で使用される場合であっても、輸入できなくなっておりますので、併せてご注意下さい。
CONVERSEシューズの輸入に関する件 – CONVERSE JAPAN
こちらの文章を詳しく解説していきます。
まず、商標権の侵害とは、「業として」行われた行為でなければ、商標権侵害として問うことができません。
ろん業としてとは、事業性があるということ。家庭的、個人的な範囲であれば業としてに該当しません。
つまりは、業としてでなければ韓国でコンバースを購入して持って帰ることができると言うことです。
これが結論になるのですが、詳しく理解したい人のために説明を続けます。
令和3年5月に商標法及び意匠法が改正されたことを受け、令和4年3月に関税法が改正されの部分についてです。
法律の改正により「外国にある者が外国から日本国内に他人をして持ち込ませる行為」が規制の対象となりました。
簡単に言うと個人輸入が禁止されたと言うことです。（ここで言う個人輸入とは、韓国で旅行客購入したコンバースをキャリーに入れて持って帰ることではありません※業としてではないので）
びび「個人で使用される場合であっても、輸入できなくなっております」っていう文章があるから持って帰れないと思ってたよ。
ろん海外通販などの事業者を介して郵送等で輸入することが、個人使用であっても全面的に禁止されたと言った内容なので、勘違いしないように！
令和4年9月30日までは、「模倣品」（日本におけるコンバースUSAの製品）であっても個人使用目的なら海外事業者から郵送等で直接個人へ配送される場合は受取可能でした。
しかし、令和4年10月1日から「模倣品」は、個人使用目的でも受け取れなくなりました。
そのため、日本から海外通販サイトを通してCT70などの海外コンバースを購入することは認められなくなりました。
海外の販売サイトが日本への発送を禁止していたり、発送してくれるサイトがあったとしても税関に没収される可能性があると言うのが現状です。
ろんコンバースジャパンが発表した文章には、旅行で買って日本に持って帰ってくることについては、明確に記載されていないのです。
韓国コンバースを持ち帰れる理由
韓国へ観光に行った際に、コンバースを購入し日本に持って帰ってきても、没収されることはありません。
- 事業者を介していない
- 営利目的ではない
- 個人使用目的である
税関のホームページにて、旅客が携帯して輸入する場合は規制の対象外であることが確認できます。
今回の制度改正は、海外の事業者が他人をして持ち込ませる行為を新たに侵害行
問４ 旅客が携帯して輸入する場合にも適用されるのですか。 – 税関
為とするものであり、旅客が携帯して輸入する場合のような、自ら持ち込む行為は新たな規制の対象とはなりません。
びび携帯して輸入って書いてあるから、履いて帰らないといけないってこと？
ろんキャリーバッグも携帯品に含まれるので、履いて帰らなくても大丈夫です。
ただし、営利目的や反復的に継続している場合は業としてみなされ税関で没収の対象となる点には注意しましょう。
これまでに説明したとおり、商標権を侵害するための要件は業として行われることであるため、個人で完結していれば侵害に当たることはありません。
びび営利目的でなければ帰国の際に日本に持ち込みできることは理解したけど、韓国から郵送した場合はどうなるの？
ろん事業性のない者から日本国内へ送付することは認められていますが、意見書を提出する手続きが必要になることがあります。
これまでも述べたようにネットショップなどの海外の事業者から発送されたコンバースは没収の対象になりますが、事業性のない個人から発送された場合は輸入可能です。
例えば、海外から日本へ自分で発送したり、海外の友人からプレゼントなどがこれに該当します。
しかしながら税関で止められた場合、権利を侵害していないことを証明する意見書や証拠書類を提出する認定手続きが必要になります。（税関）知的財産侵害物品の取締り『認定手続の流れ』
身分証や輸送の経緯に関する書類、荷物の数量などによって税関で判断されるため、輸入が認められなかった場合は破棄されてしまいます。
韓国コンバースを日本に持ち帰る方法
韓国コンバースを日本に持ち込む方法に裏技などはなく、そもそも一般の旅行客による持ち込みが禁止されているわけではないんです。
しかし、事業性があるとみなされると没収される可能性があるので、注意してください。実際のところ、事業性の有無は税関職員の現場判断になるため、もしもの場合に備え事業性がないことをアピールしておくのが安全と言えるでしょう。
- 大量に購入しない（特にサイズ違いなど）
- なるべく外箱やタグは捨てておく
- 履いて帰るのが最も安全
- 日本で転売しない
ろん僕はいつも外箱は持って帰りません。キャリーのスペースを取って邪魔です。
「履いて帰れば大丈夫！」「1足くらいならバレない！」などとネット上で言われていますが、あながち間違いではありません。事業性がないことや転売目的ではないことをアピールできるため有効な手段だとは思います。
もちろんこれまで述べたようにわざわざ履いて帰る必要はなく、数足程度であれば日本に持ち込む行為は問題ないと理解できたと思います。
びびたしかに普通に考えて、ツーリストが自国の海外製のコンバースを履いてきたり、旅行中に履き替える靴としてキャリーに入れて持ち込んだら没収です！とはならないですよね。個人使用の範囲であれば問題はなさそうですね！
まとめ
ネットでは、個人使用目的でも韓国コンバースは日本へ持ち込むことはできない、税関で没収されるなどと言われています。
毎年多くの人が韓国へ旅行へ行っているのにも関わらず、帰国の際にコンバースを没収されたという話は私自身聞いたことも見たこともありません。
きちんと法律を理解すれば、お土産で購入してくる分には問題ないことがわかったと思います。
ろん営利目的でなければ、韓国でコンバースを購入して持ち込むことは可能です！ぜひ素敵な韓国旅行にしてくださいね！
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