eZLカードがおすすめって最近見たんだけど、本当に便利に使えるのかな?WOWPASSと何が違うの?
eZLカードの使い方やWOWPASSの違い、どちらがおすすめなのかも徹底解説していきます!
この記事では、eZLカードの使い方やメリット、WOWPASSとの違いを比較しながら、韓国旅行にどちらが最適か結論を出します!
eZLカードがどんなカードか気になっている人や、WOWPASSどちらを発行しようか迷っている人も、ぜひ参考にしてください。
eZLカードとは?
eZLカードとは、韓国で使用されているICチップ付きのプリペイド式交通カードです。
以前は、Cashbee(キャッシュビー)という名称の交通カードでしたが、2023年12月にeZLに名称が変更されました。
ソウルでは、T-moneyがよく使われており、が釜山ではeZL(旧Cashbee)が主流ですが、現在は基本的にどちらも使用することができます。
カードはコンビニなどで購入することができて、様々なキャラクターやアイドルのデザインが販売されているので、選ぶ楽しさもあります。
ちなみにコンビニでT-moneyくださいというと、eZLカードが出てくることが多いです。どちらでも地下鉄は乗れるので、店員さんもこの違いをあまり把握していないようです…
日本でいうSuicaにICチップが付いているカードようなイメージですね!プリペイドカードというより、あくまで交通系カードなんですね。
eZLカードの使い方
eZLカードってどうやって使うの?
eZLカードの使い方や注意点も合わせて解説していきます!
カードにチャージ
全国のコンビニや券売機(交通カード充電機械)にウォン現金でチャージすることで、チャージした分だけ使用できるようになる交通カードです。
コンビニではレジでチャージしてもらう必要があるので、韓国語が不安な人は地下鉄に設置されている券売機でチャージしましょう。
地下鉄利用と店舗決済で使用する残高はどちらも共通になっているので、分けてチャージを行う必要はありません。
チャージは最大50万ウォン(約5万円)となっているので、それ以上の決済には使うことができない点に注意してください。
地下鉄や店舗で使用する
チャージができたらすぐに地下鉄や店舗で使うことできます。
地下鉄やバスに乗る際は、T-moneyカードなどと同様にタッチすることで乗車、下車することができます。
商品購入時など店舗での決済に使用する場合は、クレジットカードのように端末にカードを差し込むことで決済が完了します。
注意点として、eZLカードはT-moneyではないのでタクシーなどにあるT-moneyタッチ決済は利用できません。その場合は、ICチップを使用した決済をおこなう必要があるので、運転手さんにカードを渡して決済してもらいましょう。
また、カード残高は、eZLアプリを使って簡単に確認することできます。
【注意】使えないお店もある
eZLカードは、ICチップがついておりクレジットカードと同じように使えますが、あくまで機能面は交通カードと同等なため、決済に使用できないお店があります。
特に注意が必要なのが百貨店(ロッテ百貨店や現代百貨店など)や、食品などを扱うディスカウントストアでは使用できません。
以下が使用できない店舗となっています。
eZLカードとWOWPASSの違い
eZLカード | WOWPASS | |
---|---|---|
形式 | 交通カード(Cashbee) | プリペイドカード(サムスンカード) +交通カード(T-money) |
チャージ上限 | 50万ウォン | 100万ウォン(WOWPASS残高) +50万ウォン(T-money) |
チャージ方法 | ・地下鉄券売機 ・コンビニ | ・WOWPASS機械 ・クレジットカード ※T-moneyは残高とは別に券売機でチャージの必要あり |
円でチャージ | 不可 | 可 |
ウォン引き出し | 不可 | WOWPASS機械で可能 |
残高払い戻し | 可 | 可 |
残高払い戻し条件 | 残高2万ウォン以下の場合:コンビニで払い戻し可能 残高3万ウォン以下の場合:コンビニ(CU、emart) | 【WOWPASS残高】 なし 【T-money】 残高2万ウォン以下の場合:コンビニで払い戻し可能 残高3万ウォン以下の場合:コンビニ(CU、emart) 5万ウォン以下:地下鉄の顧客案内所 5万ウォン以上:T-moneyタウン |
送金 | 不可 | ・韓国口座への送金 ・WOWPASS同士の送金 |
クーポン | ・ロッテ免税店 ・Hana Bank | ・ロッテ免税店 ・新世界免税店 ・新羅免税店 ・スターバックス ・オリーブヤング など |
パスポート登録 | 必要なし | 必須 |
デザイン | 多種 | 1種類のみ |
購入場所 | ・コンビニ ・空港 など | ・WOWPASS機械 ・空港 ・日本のAmazon |
カード発行費用 | 3,000ウォン〜(デザインにより異なる) | 5,000ウォン ※Amazonでは800円 |
比較表を見て分かる通りですが、WOWPASSはプリペイドカードにT-moneyという交通カードが付帯していますが、eZLカードはあくまで交通カードの機能に留まります。
eZLカードとWOWPASSを比較すること自体がおかしく、eZLとT-moneyどちらを使うか?という比較が正しいと言えます。
eZLとT-moneyの比較であれば、「eZLカードはICチップが付いていて、T-moneyより多くの場所で決済できて買い物でも使えるから便利だよね」となるのですが…
実際、eZLカードは使えない店がありますが、WOWPASSは百貨店、免税店などほとんどの実店舗で決済することができます。
百貨店のラグジュアリーブランドや空港の免税店、飲食店のキオスクなど様々な場所でWOWPASS決済をしてきましたが、経験上使えなかったお店はありませんでした。
チャージ方法の比較
eZLカードは交通カードと買い物に使う残高が分かれていないから、別途交通カードにチャージする必要がないから便利って言いますど実際どうですか?
確かにその通りですが、疑問に感じる部分もあります。
そもそも地下鉄には交通カードにチャージする機械(地下鉄券売機)が設置されているので、WOWPASSであっても簡単に付帯のT-moneyにチャージすることができて手間に感じません。もちろんeZLカード同様、WOWPASSに付帯しているT-moneyもコンビニでチャージすることができます。
eZLカードは、確かに別々にチャージする必要がないので便利ですが、3万ウォン以下でないと払い戻しができない点を考えると、決済のためにどのくらいチャージしておくか考えるのも難しいのではないでしょうか?
また、残高が50万ウォンまでであることも考えると、結局eZLカードの方がチャージする機械が増えてしまうなんてこともあります。
また、WOWPASSは交通カードに別途チャージしないといけないからウォンを持っている必要があるという人もいますが、どのみちeZLカードにチャージするためにウォンは必ず必要です。
それであれば、両替所に行かずとも円をウォンに変えられるWOWPASを使った方が便利と言えます。
クーポン比較
クーポンに関しては、WOWPASSの方がざまざまな種類があってお得にショッピングができることは言うまでもありません。
eZLカードには、ロッテ免税店の割引クーポンとハナ銀行のレート優遇クーポンが配布されています。
WOWPASSにもeZLカードと同様ロッテ免税店のクーポンが配布されているので、比較してみます。
ロッテ免税店クーポン | |
---|---|
eZLカード | WOWPASS |
ゴールドメンバーシップ最大15%割引 Pre LDF PAY 10,000ウォン(1ドル以上の購入で付与) 【割引クーポン】 100ドル以上購入時10ドル割引 200ドル以上購入時20ドル割引 300ドル以上購入時30ドル割引 500ドル以上購入時50ドル割引 明洞本店ドリンククーポン | ゴールドメンバーシップ最大15%割引 Pre LDF PAY 10,000ウォン 【割引クーポン】 50ドル以上購入時5ドル割引 100ドル以上購入時12ドル割引 200ドル以上購入時24ドル割引 300ドル以上購入時36ドル割引 500ドル以上購入時60ドル割引 |
どちらもゴールドメンバーシップへアップグレードできるのは同じだけど、その他の割引率を見るとWOWPASSの方がお得ですね!
ハナ銀行のレート優遇クーポンに関しては、そもそも銀行の両替レートが悪いので、優待クーポンを使用しても、WOWPASSのレートと大差ありません。それよりも駅など多くの場所に設置されているWOWPASS機械の方がついでに利用できるので利便性も良いと言えます。
レートを最優先したい人は、明洞などの両替所へ足を運ぶことをおすすめします。
WOWPASSの最新クーポンに関してさらに詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください!
最新のクーポン情報を記載しております。
【結論】決済カードとして使いたいならWOWPASSがおすすめ!
クレジットカードやデビットカードの代わりとして使用したいのであれば、WOWPASSがおすすめです。
WOWPASSはクレジットカードのようにどこでも使えますし、お得なクーポンも多数配布されているので、韓国旅行で使うには最も最適なカードです。
一方、すでに所持しているクレジットカードを使用するから交通カードだけ欲しいという方であれば、eZLカードを利用するのもありです。
eZLカードは残高3万ウォン以下でないと払い戻しはできなかったり、残高を引き出す機能はないので、基本的に入金したお金をは戻ってこないと考えておいた方がいいでしょう。